現地レポート

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1920年代の建物が移築保存されているバーナビービレッジミュージアムへGo♪

2014/12/28

今年も残りわずかとなったクリスマス直前。以前から気になっていたバーナビービレッジミュージアム(Burnaby Village Museum)を訪ねてみました。ここは敷地内に1920年代の建物を移築保存している、小規模なテーマパークのような施設です。一年のうち春休みと初夏から初秋にかけて、冬のクリスマスシーズンのみ公開していて、スペシャルイベント開催期間を除けば入場料は無料です。(2014年12月現在)

実際に行ってみると予想していた以上に楽しかったので、観光でバンクーバーへ来られる方にも是非お薦めしたいと思います。その施設が在る場所はバーナビー市。バンクーバーのダウンタウンからですと電車とバスを乗り継いで50分前後かかってしまいますが、バンクーバーを横切って隣のバーナビー市まで公共交通手段を使ってみるのもまた貴重な体験となるでしょう。

 
 
この日はあいにくの雨模様でしたが、それでもクリスマス前とあって家族連れや子供達、観光客で賑わっておりました。

 
 
まず建物内に入るとそこにはギフトコーナーと、屋内には古き良き時代のメリーゴーランド(C.W. Parker Carousel )がきちんと修復保存されています。メンテナンスされて今も現役で動いており、一回2.5ドル払えば大人でも子供でも乗ることができます。

 
 
このメリーゴーランドのある建物を出て少し歩けば、今度は1913年から45年の長きにわたり、バンクーバー及びその周辺を走っていた市内電車(トラム)を展示した建物があります。1950年代にバスが登場するまで、バンクーバー近郊に住む人たちの大事な交通機関として活躍したそうです。

この電車の建物を出るとーー

 
 
移築された古い住宅や商店が並んでいる通りがあります。一つ一つ探索して歩けば、まるで1920年代にタイムスリップしたみたい。映画のセットのような可愛らしいたたずまいが続きます。
1971年から歴史保存村として始まったこのバーナビービレッジミュージアム。今では約30軒以上の文化財指定の建物やお店が修復保存されていて、沢山のボランティアの人達がこのミュージアムの運営を支えています。

それではその商店の一部をご案内いたしましょう。

 
 
まず薬局、店内には往時のままの薬ビンや薬品がパッケージごと展示されています。内部の匂いも薬局そのまま。ショーケースに飾られた薬箱や道具を眺めて会話も弾みます。その隣の写真は床屋さん。つい今しがたまで店主とお客が居たような、そんなリアルなディスプレイに不思議な感覚を覚えます。

 

雑貨屋さんには当時そのままに雑貨屋のご主人の扮装をしたスタッフの方がいて、英語でその時代の雑貨屋の在り様を説明してくれます。丁度TVドラマ「大草原の小さな家」に出てくるネリーのお父さんが経営していた雑貨屋さんを思い出しました。右の写真は不動産屋さん。店内ではイベントとして子供達のクラフト教室が行われておりました。
 
 

こちらは銀行。
カウンターの向こうには現在ではもう見かけることも無くなった大きな金庫やタイプライターが並んでいて、まさしく映画のセットのよう。テンガーロインハットをかぶってバンダナで口元を隠した銀行ギャングが押し入って来る場面を想像してしまいました。
 
 

こちらは活版印刷の印刷屋さん。中では実際にスタッフの方が文字を揃えて機械を動かしておりました。この日印刷していたのはクリスマスのしおり。写真のような刷り上ったほやほやの可愛いしおりが無料でもらえます。

ひととおり見て廻ったらちょっと休憩したいですよね。ってことで目抜き通りの端っこにあるカフェに入ってみました。

 


お店の名前は「Ice Cream Parlour」、アイスクリームパーラーという名前のとおりお店の奥にはアイスクリームのコーナーがあり、アイスクリームサンデーやミルクシェイクなど子供達が大喜びしそうなメニューがあります。そのほかマフィンやピザなどもありますので、軽くランチをとる事もできます。

このほか敷地内には結婚式も行われる教会や農家、実際に授業を体験できる学校など、まだまだ見るところは沢山あります。またクリスマスや春休み、ハローウィン時期などに様々なイベントも行われるので、このバーナビービレッジミュージアムのHPのほうから確認してみてください。100年程昔のカナダ西海岸の人々の暮らしぶりが垣間見れるこのバーナビービレッジミュージアム。そんな大規模なアムーズメントパークではありませんが、実際に使われた建物や道具を地元バーナビー市の人達が保存しようという主旨のもとに運営されているので、一見の価値ありだと思います。

バーナビービレッジミュージアム(Burnaby Village Museum)(英語)
住所: 6501 Deer Lake Avenue, Burnaby, BC V5G 3T6 カナダ
電話:+1 604-297-4565

村上 典子 Noriko Murakami
岡山市出身 バンクーバー在住
不動産エージェントの夫の手伝いをしながら移民の街バンクーバーの美味しいレストランを気の向くままに食べ歩いています。海、山、森林、ウィンタースポーツ、そんなイメージのあるバンクーバーをまた別の角度からご紹介していきたいと思っています。
ブログバンクーバー不動産やのカバン持ちも発信中。