現地レポート

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ダウンタウンとノースバンクーバーを繋ぐシーバス

2014/12/09

バンクーバーに住んでいる人で、Seabus(シーバス)を知らない人はいないと思いますが、初めてその名を聞くと???ですよね。英和辞典にも出ていません。シーバスとはバンクーバーの公共交通機関の海上バス(フェリー)です。毎日利用している人も多く、1日16,000人以上が乗船しています。

ダウンタウンから、ノースバンクーバーの観光地、グラウスマウンテン、キャピラノサスペンションブリッジ、リンキャニオンなどへ向かうのにシーバスを使うと便利なので、観光客もよく利用しています。ちなみに今の時期はグラウスマウンテンなどへスキーに行く人が多くいますが、シーバス、市バス、スカイトレインともスキー、スノーボードなどの持ち込みは無料です。

ダウンタウンからはウォーターフロント駅より乗船します。平日の午後6時半までは2ゾーン扱いですので、大人は4.00ドル、子供、シニアは2.75ドルです。平日の午後6時半以降、週末、祭日はゾーンは関係なくなり、大人2.75ドル、子供、シニアは1.75ドルとなります。券売機ではコインはもちろん20ドル札までの紙幣、クレジットカードも使えます。時間が刻印されますので、その時間内(90分間)であれば、そのチケットで市バスに乗り継ぎグラウスマウンテンなどへ向かうのも、ダウンタウンへ戻って来ることも可能です。 平日の昼間、土曜日の午前10時から午後6時半は15分間隔の運行、平日の夜、土曜の朝夜、日曜、祝日は30分間隔になります。

先日から新型のシーバスが登場しました。その名はBURRARD OTTER II。窓が大きくなり、席列の間隔も広くなり、車椅子、自転車、ストローラーなどもより容易に船内を移動できるようになりました。そして燃費も良くなり、二酸化炭素などの排出量も減少し自然にやさしい設計となっています。

移動手段として観光地へ行くのに便利なだけでなく、その船上からの眺めに魅せられ船内から外の景色を写真やビデオに収めている観光客もよく見かけます。そして新型のシーバスは窓がより大きくなったためとても好評です。

ダウンタウンからは、カナダプレイスを間近で見ながらノースへ向けて運行し、コールハーバーに停泊している大型タンカーの真横を通って行くこともあります。乗船時間は約12分、湾内ですので大きな波で揺れることもありません。

昼間お天気の良い日には、船内からスタンレーパーク、ライオンズゲートブリッジ、そして遠くにバーナビーマウンテン、またお隣の国アメリカ、ワシントン州のマウントベーカーまでも眺めることが出来ます。そんな昼間の眺めは見ごたえがありますが、私のお勧めは日没時の夕景時、そして夜景です。特にノースからダウンタウンへ向かう便では、ウォーターフロントのビル郡が目の前に迫ってくる光景が圧巻で、ちょっとしたナイト・クルーズです。

 

斉藤 光一 Koichi Saito
長野県出身、バンクーバー在住。写真家としてBC州を中心に活動中。
各書籍、雑誌の撮影をはじめ、両陛下カナダご滞在からベッカム親善試合撮影まで撮影は多岐にわたる。近年はバンクーバーに住むペットの撮影に力を入れている。
www.k-graphicphoto.com