現地レポート

現地レポートでは、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州(BC州)からのリアルタイムなレポートをお伝えします。現地での体験談や、BC州を知り尽くした日本人移住者のレポートなど、BC州のトレンドをいち早くキャッチでき、旅の参考にもしていただけます。皆さんのコメント投稿も受け付けていますので、ぜひチェックしてください!

バンクーバー夜景散策

2014/12/05

冬のこの時期、日本からバンクーバーへの安くてお得なツアーがあります。そんなツアーを利用して冬のバンクーバーへ来た方に夏とは違う楽しみ方をご紹介します。
天気予報のサイトでも確認できますが、最近の日没は午後4時過ぎ。午後5時には辺りは暗くなってしまいます。夏は午後10時の日没ですので、現在は日中がかなり短く、何だか損したような気持ちになってしまいがちですが、この時期だからこそ出来ることがあります(しかもお金が掛かりません!)。
それは夜景散策です。あたり前ですが夏に夜景を撮影するには暗くなる時間の午後10時過ぎまで待たなければいけません。何しろ花火大会のスタートが午後10時です。それが今は午後5時過ぎには夜景散策、夜景撮影が可能なのです。

  
ウォーター通り ガスタウン
このページの写真は全て午後6時半前に撮影しています(12月上旬)。撮影開始は午後5時過ぎですので午後6時半までの約1時間半、全て平日の同じ日に撮影しました。少し急ぎ足でしたが、車、電車などは使わず全て徒歩でまわりました。午後6時半というのはトランスリンクなど市の公共交通機関がピーク時間帯(ラッシュ・アワー)の終わりとしている時間で、まだ外には人通りが多い時間帯です。

  
ウォーターフロント駅、カナダプレイス
早めの夕食後、もしくは夕食前のこの時間が夜景散策にはお勧めです。私もこの時期この時間帯で写真講座・夜景撮影を時々実施しています。そして通常は午後6時半、遅くても午後7時までに撮影を終了しますが、夜景散策と撮影は十分に楽しめます。

  
オリンピック聖火台、ジャック・ポール・プラザ
ガイドブックなどには海外で夜のひとり歩きは危ないので控えましょうと記されています。もちろんその通りで、綺麗なイルミネーションを見て、お気に入りの写真を沢山撮りたいでしょうが、何よりも安全が第一です。ピークアワー時で人通りが少なくないとはいえ、ここは日本ではありません。

  
ロブソン通り
夜景撮影の場合1人での撮影は避け、2人以上で出かけることをお勧めします。また一眼レフカメラは目立つので、撮影していない時はバッグなどに入れて足早に移動し、撮影場所を見つけて撮影する寸前にカメラを出すようにし、撮影後は素早くバッグにしまうようにしてください。薄暗い場所、人通りの少ないところは避け、雰囲気が良くないと感じたら直ぐに大きな通りに出るか近くのお店に入るようにしてください。

  
セント・ポール病院 バラード通り
また、三脚を使うとセッティングに時間が掛かりますし、良いカメラを使っている、と目立ってしまうので、出来たら三脚を使わないほうが無難です。このページの写真は全て手持ち撮影です。夜景に三脚無しというのは、以前では考えられませんでしたが、最近は高感度撮影が可能なうえ、手振れ防止の機能がついているカメラも多く出ています。フレーム内にイルミネーションなど明るい被写体を多く入れれば、結構手持ちで撮影できるものです。

  
グランビル通り、バラード通り
一眼レフなどレンズ交換式カメラの場合、外でレンズ交換をすると目立ちますし荷物にもなるので、レンズ1本で撮影にのぞんだほうが良いと思います。これらの写真も普通サイズから中望遠サイズのズームレンズ1本だけ使い、途中でレンズ交換をしていません。夜景散策前にホテルのお部屋でレンズを決めその1本で撮るのも楽しいものです。そして写真の勉強にもなると思います。

  
デイビー通り イエールタウン
私は写真を撮る仕事をしていますので、他の街を訪れたとき昼間だけでなく夜景も撮りたくなります。夕方早い時間に暗くなり、クリスマス・イルミネーションが綺麗なこの時期だからこそ、(少しでも安全に)実施できるバンクーバーダウンタウンの夜景散策、夜景撮影について、ご紹介させていただきました。バンクーバーで夜景撮影をお考えの方の参考に、撮影場所も記してあります。安全を第一に楽しい夜景散策、撮影をお楽しみください。

  
フォールスクリーク イエールタウン、サイエンスワールド

斉藤 光一 Koichi Saito
長野県出身、バンクーバー在住。写真家としてBC州を中心に活動中。
各書籍、雑誌の撮影をはじめ、両陛下カナダご滞在からベッカム親善試合撮影まで撮影は多岐にわたる。近年はバンクーバーに住むペットの撮影に力を入れている。
www.k-graphicphoto.com