ハイダ・グアイ(クイーン・シャーロット島)

ハイダ・グアイ(クイーン・シャーロット島)は、アラスカとの国境近くの沖合に浮かぶ、大小数百の島々からなる群島です。

見どころ

  • 主な観光ポイント

  • グアイ・ハアナス国立公園(世界遺産)(Gwaii Haanas National Park)

    南北300kmにわたって点在する群島の、南側3分の1がグアイ・ハアナス国立公園。南端に位置するアンソニー島(スカン・グアイ)のニンステンツと呼ばれる集落址は、1981年に世界文化遺産に登録されています。トーテムポールは、国立公園として保護される以前に盗まれたり、保存のために持ち出されたりして、当時のまま現存している数は多くありません。またハイダ族は別の場所で保存するよりも、彼らの土地で朽ち果てて自然に還ることを望み、わずかに残ったトーテムポールも、残り数十年の寿命と言われています。しかし朽ちたトーテムポールや住居の柱には、苔が生え、新しい木が育ち、あるいは土に還り、新たな生命を生み出しています。


  • 悠久の時を超えて育った巨樹や苔むした森が生み出す静寂、神聖さが世界中の人々を惹きつけています。グアイ・ハアナス国立公園内は居住が禁じられていますが、夏の間だけ「ウォッチマン」と呼ばれるハイダ族の管理者が滞在し、島に数カ所設置された小屋で彼らの遺産を守っています。彼らの話を聞くのも楽しいものです。
    なお年間で入園できる観光客数は制限されており、全ての観光客は、公園内の自然やハイダ族の文化や精神、それを守るための注意事項など、公園局のオリエンテーションに参加して理解することを義務づけられています。

    Gwaii Haanas National Park(英語)


  • ハイダ・ヘリテイジ・センター(Haida Heritage Centre at Skung Gwaii)

    ハイダ・グアイの群島の一つ、グラハム島のスキッドゲートに、ハイダ族の歴史と文化を伝える目的で2007年にオープン。東京ドームよりも広い敷地には10の伝統的住居、ロングハウスが建てられ、それぞれがハイダ・グアイ博物館、ギャラリー、カフェ、ギフトショップとして利用されています。


  • またハイダ族アーティストの第一人者、ビル・リード作のカヌー“ルー・タアス(波を食す者)”を展示したカヌー・ハウスでは、ハイダ族の工芸職人に技術を教えるクラスも行われていて、職人が実際に彫刻をしている様子も見ることが出来ます。夏季には、ハイダ族のガイドがギャラリーの展示品やトーテムポールを解説する1時間のガイド付きツアーもあります。また、国立公園の入園前のオリエンテーションもここで行われます。

    Haida Heritage Centre at Skung Gwaii(英語)


  • オールド・マセット(Old Masset)

    グラハム島の北端にあるハイダ族の古い集落。19世紀にヨーロッパ人によって持ち込まれた天然痘によって絶滅の危機に瀕したハイダ族は、古くからの集落を捨ててこの地に集まりました。現在はハイダ・アーティストたちのギャラリーや、ギフトショップが点在する静かな集落です。